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山田ハケブラシ製作所 靴磨きブラシ

2012/05/13 09:54
 革靴を永く使うにはシューケアは必須。シューケアの用品は色々あるけれども、今回は僕が使ってみて良かったと思った東京九段下にある刷毛・ブラシ専門店山田ハケブラシ製作所の靴磨き用ブラシを紹介します。
 トレードマークの「しめ縄に蜻蛉」と「神田 山田製」の焼き印。そこに「天下一品」だの「日本一」だの「大極上」だの景気の良い刻印が並んでいますが(^^;)このブラシには刻印に負けない自信が窺えます。
 僕が最初にこのお店で購入したのは5年前。写真奧にある黒毛の馬毛ブラシで、ホコリ落としや仕上げ用として使っていました。他のブラシと比べて、細かい隙間に入ったホコリがしっかり落とせるし、摩擦力もあるので革靴がピカピカに仕上げることが出来ました。第一印象で「ブラシが違うと違うもんだな」と強く感じた次第で、それからというもの馬毛ブラシの他に豚毛ブラシも買い足してずっと愛用し続けています。また永く使っているので、毛に靴クリームの油が浸透し、最近はブラシ磨きだけでピカピカになる魔法のようなブラシに変貌しています。

 山田ハケブラシ製作所の靴ブラシの特徴は、ブラシの毛の「密度」と「コシ」。写真の左右のブラシを比較して頂くと分かるのですが、左側の普通の靴ブラシと比べ、右の山田ハケブラシ製作所のブラシでは密度が全然違います。また、密度があるから豚毛のバネが生かせないといったらそうではなく、毛はしなやかなのにコシがあるのでブラッシング性能は非常に高いのです。この「密度」と「コシ」があるから最低限のブラッシング量で綺麗になるのです。
 また、もう一つの特徴として「毛が抜けないこと」があります。靴ブラシを使われている方で、毛抜けに悩まれている方も多いと思います。僕もこのブラシと出会う前は、購入直後から抜け出して1年でダメになったモノなどもありました。でも、このブラシは手植えでかなり頑丈に作っているとの事で、5年間使用して毛が抜けたことが一度も無いというスグレモノ…(イヤ ホントに^^;)。しっかり丁寧に作り込まれた職人技のブラシと言えるでしょう。また、仮にダメになった場合は、お店の2階が工房となっているので修理も承るとのことです。


画像 お店は、地下鉄九段下駅もしくは神保町駅から出て徒歩5〜6分の靖国通りに面したところに構えています。靴ブラシは手植製と機械植製があり、大きさにも寄りますが前者の価格は3,500円〜4,200円程、後者は800円〜1,000円程です。手植製は機械に比べて3〜5倍ほど高くなっていますが、お店の人曰く「手植えは一生モノ」との事です。



山田ハケブラシ製作所
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アピカ Premium C.D. NOTEBOOKを買ってみた

2012/01/15 09:50

 アピカがCDノートを発売25周年を迎えるにあたって、シリーズに新たにプレミアムラインを加えました。
 それがこの「Premium C.D.NOTEBOOK」。本来ならば1月末発売なのですが、銀座伊東屋で先行発売を行っていたのでB5版とA5版のそれぞれ横罫、方眼罫のものを試しに購入してみました。


 まず触れてみて驚くのが滑らかな紙面。「シルキーさ」を前面に打ち出してるだけはあって非常に滑らかです。アピカは学習ノートやアピカノートを昔使ったことがあって、どちらかというと紙面に凹凸の多い鉛筆向きのノートの印象が強かったのですが、このノートの用紙として使用されている「A. Silky 865 Premium」は専用に制作されたことだけはあって作りが全然違っていてちょっとビックリしました。
 綴じ方も「糸かがり綴じ」を採用しており、フラットに開帳することが出来ます。折角滑らかでも紙面が山になっていたら書きづらいですからね。しかもちゃんと細かいところに拘っており、ノート表紙の色と綴じる糸は同じ色のものを使用しています。帯に付けた「紳士なノート」という標語にも思わず納得してしまう作りです。


 このノートに使う筆記具としてはゲルボールペン、油性ボールペン(三菱のPowerTANK除く)、水性ボールペン、万年筆がお勧めです。紙面が非常に滑らかなので低筆圧でスーッと書け、気持ちの良いライティングが出来ると思います。但し、万年筆の場合、太字以上のサイズでパシャッとした粘性の低いインクを使って書くのは避けた方が良いかもしれません。一部のインクでは滲みや裏抜けが発生しました。
 鉛筆は不可なく使用できますが、紙面が滑るのでやや細字で色が薄くなる印象を受けました。
 また、不向きな筆記具は油性マーカーや蛍光マーカーです。裏抜けがひどいのでこちらは使用するときは注意した方が良いでしょう。

 総括としては、アピカも総力を尽くして作ったノートであることが窺える非常にすばらしいノートだと思います。
 ただ、いかんせんA4サイズ(96枚)で1,575円(用紙1枚あたり約16円)とコストパフォーマンスがずば抜けて悪いのも気になります。
 たしかに色々と手が込んだ高級品ではありますが、ノートは汎用的な実用品。最初は珍しがって買うお客も、用途に困って次第に選択肢から外れてしまうのではないか…と危惧しています。コクヨのキャンパスハイグレード澪の二の舞にならないよう、日記用や手帳用といった商品展開を進めていく必要があるのではないでしょうか。



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Metabones Contax G マウントアダプターを買ってみた

2011/12/30 10:41
 Contax G Sonnar T* 90mm/F2.8の写りが好きで愛用のオリンパスのE-P3と組み合わせて使うのに、今までKIPON製のマイクロフォーサーズ用コンタックスGマウントレンズアダプターを使用していましたが、より操作感が増しそうなMetabonesに切り替えてみました。購入先は、横浜関内のmuk カメラサービスさん。ネット販売だけで無く直売もされています。

 KIPON製(写真右)と比べてみましたがフォーカスリングの操作感は飛躍的に向上しています。KIPONがリングを回す感覚は「ヌリッ…ヌリリッ…」といった感じですが、Metabonesは「クリリリリッ…」と軽快さがあります。また、リングがKIPONと比べて幅が広いので非常に持ちやすく、操作し易いですね。また世界に輝く「Made in Japan」でもあるので信頼性も抜群です。

 しかし、色々と課題があるのも事実です。
 まず、非常に装着効率が悪いことが挙げられます。写真をご覧のようにアダプタ側にレンズ接合の目印がありません。Contax Gレンズはフォーカスを動かすための突起がありますので、それを目印にして装着する必要が生じます。また、レンズをアダプタと固定させるためのロックスイッチもアダプタ裏側にあるので、それをロックにする必要もあり、手順が多く非常に面倒です。このロックスイッチもくせ者で、アダプタ裏側にあるものだから、アダプタだけを本体に付けっぱなしにしてレンズのみ交換という手段が使えません。機動性という点はKIPONの方に軍配が上がります。

 Carl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 Gを装着したE-P3です。見た目はそれほど悪くありません。45mmや28mmならもっとすっきりするかもしれませんね。カメラケースにクレイスミスのものを使っていますが、このケースだと装着の際にアダプタの外周と干渉します。リングが回らないということではないので実用には何の支障もありませんが、非常に装着しづらいのでケースについてはよく考える必要があります。





 手持ちのCarl Zeiss Sonnar T* 90mm F2.8 Gで撮影した写真です。ご覧のように解像度の高い綺麗な撮影が出来ます。
 個人的な意見ですが、どんなに良いレンズを持っていたとしても、操作感が悪ければ一緒に持ち歩く機会が減ってしまいます。欠点もありますが、愛用したいレンズを使いやすくするためにも、このMetabonesのアダプターはオススメです。Gレンズをお持ちの方は機会があれば是非手にしてみて下さい。




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コストパフォーマンスの高いスケジュール帳

2011/10/16 17:36
レイメイ藤井 RFDR126

 先日、横浜高島屋にある伊東屋で良いスケジュール帳を見かけたので購入しました。
 レイメイ藤井のRFDR126というブロック式月間スケジュール帳で、本来は同社のフォルダイアリーシリーズのリフィルとして使うものなのですが、紙質はしっかりしてるのでそのまま使用しても十分役割を果たしてくれます。
 月間スケジュールの他、イヤープラン、アドレス帳頁があり、必要最低限の構成でまとめてあります。サイズは写真のA5サイズ意外にB5とB6サイズが発売されています。A5でも十分ですが、情報量を少しでも多く書き溜めたい方はB5サイズが宜しいでしょう。2011年の10月から2013年1月迄の16ヶ月が記録できて、価格がB5サイズで350円、A5が300円、B6が250円と破格の安さ。かなりコストパフォーマンスが高いです。

レイメイ藤井 RFDR126 中身

 デイリーブロックは6mm間隔で罫線が印刷されており、記入する際のルーラーとして使える他、時間帯別や業務別など分けるような使い方も可能となっています。また、低価格帯スケジュール帳では珍しく、季節の行事や六曜が印字されていますので、暦を重視される業務を行っている方(僕もそうです)にも使いやすいでしょう。また、各週の横や空日にも罫線が引かれているので、Todoや月間目標の記載などでも利用でき余すこと無く書き込める仕様となっています。
 紙質は張りがあり上質。表面はケント紙のような滑らかさで、鉛筆・ボールペン・万年筆とスムーズに書き進めることが可能です。インクの裏抜けにも強く、各方面で裏抜けが多いと噂される低粘度のパイロットのブルーインクでも大丈夫でしたので、万年筆使いにはありがたいですね。しかし、裏抜けはない分、粘度が高めのインクは乾きが遅い弱点があります。特にゲルペンや油性ボールペンを使う際は十分ご注意下さい。 




【レイメイ藤井2012年度】マルチカバーダイアリー・フォルダイアリー用月間リフィル A5サイズ 10月始まり【RFDR126】
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●本体サイズ:W148×H210×D3mm●本体重量:71g ブロック式マンスリー、見開き1ヶ月 1



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Pelikan Souveran M450 Vermeil/Tortoise Bnib

2011/10/10 13:11
 今回の良品紹介は、ペリカン社のM450です。
 舶来万年筆の代表格であるペリカン万年筆の中でも特に異彩を放っていたのが、このM450 バーメイル/トータスです。金のキャップ・尾軸に、緑がかった鼈甲色の組み合わせが美しく、一目で虜となってしまいました。購入してから既に2年が経ちましたが、今でも前線で活躍してくれる非常に頼もしい万年筆であったりもします。
 しかし、人気があって2004年からロングセラーを続けていたM450でしたが、今年になってついにカタログ落ち。価格が価格なのですぐに店頭から一掃されると言うことは無いと思うのですが、この雄姿も次第に見られなくなると思うと残念で仕方ありません。

 M450は過去発売されていたPelikan 500を彷彿とさせる姿形をしていますが、500の方は金貼りのみであったのに対し、こちらはスターリングシルバーに金メッキを施したバーメイルになっています。画像をご覧頂きたいのですが、キャップのネームスペースの末尾に「Ag925」と彫られています。バーメイルの特徴は、表面が金であっても地金が銀であるため、時間が経過するとともに燻されてきて赤く焼けたような侘びのある風情を醸し出してくれます。
 軸もペリカン伝統のセルロースの積層をスライスしたストライプなので、インク残量も見やすく実用的にも優れた万年筆となっています。

 また、このM450は、ペリカン社が発売しているレギュラー品M400と同等のサイズとなっていますがペン先はM400は14金を使ったニブなのに対しM450は18金を使っています。特に書き出しのペンポイントを紙面に触れる際のタッチ感が「トッ」といった置いた感じではなく 「ヌッ」っと柔らかく気持ち良く書き出すことができます。


ペンポイントの形は旧型の角研ぎタイプで、縦に太く横に細い線幅となっています。角研ぎはひねりの許容性が狭く扱いが大変なので、この研ぎを採用しているメーカーは(ペリカン含め)少なくなっています。今となっては日本語(特に漢字)が美しく書けるペン先と言うことで非常に愛用しています。僕はインクにスティピュラのグリーンを使用していますが、濃淡がはっきり出るインクですので見栄えの良い文体が出来上がります(字が汚いので見栄えだけでも…というのは内緒)。M450を入手できたら是非インクにも拘ってみて下さい。きっと新たな感動が生まれると思いますよ。

 さて、最後になりましたが注意点として軸のバランスを挙げさせてもらいます。
 先述したとおり軸のサイズはペリカン社のレギュラーM400と同じサイズではありますが、キャップと尾軸が金属で、かつインク吸入式機構を備えていることから、M400と比べてペン後方に重心がかなり移動しています。ペン先近くをもたれる方やペンを立てて書かれる方はこの点ご留意下さい。



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再会した新しい革靴

2011/09/24 20:00
ロイドフットウェア 銀座店

 長年雨天用として使っていた靴をついに履きつぶしてしまったことから、新たな靴を購入しようと、5年ぶりにロイドフットウェア銀座店へ行って参りました。
 
 ラバーソールのストレートチップと決めていたので一直線に店の一番奥へ行って選択。
 早速試し履きを行い、捨て寸、くるぶし周りをチェック。そしてお買い上げ……というところでしたが、店員さんから「甲を押さえて調整するプレーントゥが良いかもしれませんね」とアドバイスを頂きました。
 実はこのアドバイス、最後にロイドで買い物をしようとしたときも言われたセリフでした。ちなみに店員さんも同じ人(多分向こうは忘れてる)。うーむ、5年前から足の形が変わってないんですね、僕は。
 当時はプレーントゥがあまり好きでは無く、試し履きして散々悩んだあげくにお断りをした経緯があります。今はもうそんな拘りなんかないですから「試しに履いてみるか〜」といった気持ちでOKしました。

 そして履いてみるとピッタリ。
 昔の自分、何してたの?という気持ちにもなりましたが、ここまで気持ちよく履けて5年前にもお勧めされてるわけだから買わないわけにはいかなくなり、ストレートチップを取り下げ、プレーントゥを購入することとなりました。
 でも、そこで実に不思議な話。メンバーカードを忘れたので、過去の購入履歴から探してもらったところ、5年前の今日にプレーントゥを購入していたことになっていたのです…。その日は買ってる筈ないのに。

 この数奇な運命の下再び出会ったプレーントゥ君ですが、今は自宅で履かれる日を待っています。せっかく再会したのだから長い付き合いとしていきたいものですね。






ストレートチップ/ダイナイトソール(黒)
ETON HOUSE
(できるだけ忠実に再現するよう努力しておりますが、ディスプレイ画面等の環境上、ページで見た色と実際の
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伊勢丹新宿店「したためる展」へ行ってきた

2011/09/07 23:10
新宿伊勢丹前 伊勢丹新宿店で9/7〜9/13の間で開催されている「したためる展」に立ち寄りました。
 伊勢丹のステーショナリーコーナーにある「したためる展」の会場では、文具メーカーのセーラー万年筆、エボナイトやそのエボナイトを使って万年筆の生産を行っている日興エボナイト、木材を中心にやマイカルタ等各材種からステーショナリーを手作りしているStylo Art 軽井沢という会社がそれぞれ出展していました。

セーラー万年筆はペンクリニックが開かれていて、川口ペンドクターがペン先の調整を行っていました。列が出来るくらいお客さんが来ていましたが、次々と調整を行ってお客さんを捌いていくのを見ると、改めてペンドクターと呼ばれる人たちの技術力の高さに感心です。早い早い。
でも川口ペンドクターは少しお疲れ気味の様子だったかな?

寄木細工万年筆(全体) 僕が訪れた目的は、前から気になっていた伊勢丹新宿オリジナルの寄木細工万年筆を見るため。
 目的物は100周年記念万年筆の島桑や、30周年記念のブライヤーと並んでガラスケースの中に陳列されていました。スタンダードタイプのサイズですので、先の大型万年筆二者と並べるとさすがに小さくて弟のような感じでしたが。
 お店に置いてある細字を試させて頂いた後、購入。細字は3〜4本、中字はもう少し残っていましたが、中細字が人気のようで、僕が訪れたときは全部売り切れていました。珍しく女性の購入が多かったそうです。

  「したためる展」は、従来の文具メーカー主体の催事とは違って、ハンドメイドや新規参入メーカー系が中心となった新たな趣向の催事でした。材質や筆記具の種類に拘り無く集められた製品に色々と目を奪われる機会が多かったです。もし次回も開催するのであればもう少し業者の参加を促した方が盛り上がるかもしれませんね。伊勢丹催事は今後も期待大です。




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